こんにちは、心電図イラスト管理のNABEです。
今回は、私が社会人になってからたくさんの読んできた中から、臨床工学技士にとっておススメの本を紹介したいと思います。
臨床工学技士だけでなく、看護師さんや臨床検査技師さん、放射線技師さんにもおススメです。
私は血液浄化療法をメインに従事してきたので、今回は血液浄化療法についての本を紹介したいと思います。
Dr.ジンゾーの透析療法の初歩
- 出版社:南山堂
- 著者:佐藤良和
- ページ数:198P
- 発売日:2006年8月15日
- Amazonレビュー:★★★★☆ 星5つ中4つ(17レビュー中)
私が1年目に購入した本になります。
腎臓の解剖から、血液透析や腹膜透析について漫画を用いて紹介してくれています。
参考書を読んでもなかなかイメージがつかなかった頃に読んだので、すごくわかりやすかったです。
透析業務初心者の方や新人さんにおススメの本になります。
透析療法パーフェクトガイド 第4版
- 出版社:医歯薬出版
- 著者:飯田喜俊、秋葉隆
- ページ数:416P
- 発売日:2014年6月1日
- Amazonレビュー:なし
私が一番最初に買った本になります。
私が購入した本は第2版ですが、内容としましては透析療法について幅広く説明してくれている本になります。
臨床工学技士だけではなく、看護ケアや食事療法、薬剤のことなど看護師さんにも参考になる本だと思います。
また、B5版のため手のひらサイズで持ち運びにも便利です。
血液浄化療法ハンドブック 2020
- 出版社:協同医書出版社
- 著者:透析療法合同専門委員会
- ページ数:468P
- 発売日:2020年1月31日
- Amazonレビュー:なし
全ての項目において深く詳細に書かれている本になります。
血液浄化療法や透析装置について載ってるいる本は比較的少ないので、私はこの本で勉強しました。
あとは、血液浄化療法については文献を探したり、透析装置についてはメーカー主催の講習会に行ったりするのがいいかもしれませんね。
ですが、この本は透析技術認定士を受験する際に、テキストとして送られてくますので、認定士を受験するのであればわざわざ購入しなくてもいいかもしれません。
ハイパフォーマンスメンブレン ’19
- 出版社:東京医学社
- 発売日:2019年12月20日
- Amazonレビュー:なし
日本ハイパフォーマンスメンブレン研究会で発表された内容が本として発売されているものになります。
日本ハイパフォーマンスメンブレン研究会は、ダイアライザについてすごくレベルの高い研究会になります。
ですので、この本も文献集のような感じになっていて、ダイアライザやOn-line HDFやIHDFについて最新の情報を得るのにはもってこいの本だと思います。
その年によって発売されたダイアライザや治療のブームが異なるので、いろんな年の本を読んでみるのがおススメです。
ちなみに、2012年?に発売されたハイパフォーマンスメンブレンには、膜素材についても詳しく載っているので、私はその本でダイアライザの基礎を勉強しました
如何だったでしょうか?
次回は、循環器関係の本を紹介したいと思います。
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